先日、毎年恒例の人間ドック（+脳ドック）に行ってきました。
過去の病気の後遺障害による身体の不調が度々生じるのですが、他の病気の前兆による不調との感覚的な判別が付かないため、客観的な数字として定期的に身体の状態をチェックするようにしています。
検査結果はすべて合格で問題ありませんでした。
そのついでに、当サイトの健康診断をしてみました。
・・・検査結果は、最悪の「要医療（緊急）」状態です。
過去に比べて月間PV数が十分の一になっています。
下の便利なクラス表によると、以前はトップアマ（10～30万PV）だったこのサイトも、いまノービス（1～3万PV）です。
マクサン：PV数でわかるブロガー番付（https://makusan.ne.jp/bloger-ranking/）
数年前に、グーグル検索の評価（アルゴリズム）が、ドメインパワー（ブランド力のようなもの）に変更され、個々の記事内容で勝負する個人サイトやブログはオワコンだと言われていました。
しかし、当サイトの検索表示ランクを調べると、むしろ昔より上がっており、グーグルの評価は関係ないようです。
また、最近は、自分で検索して長い活字を読んで情報収集する人が減り、ChatGPTやYouTubeの解説動画や特化型Ｑ＆Ａサイトなどに人が流れているという話もありますが、専門機関の検証結果によると十分の一になるほどの強い影響はないようです。
複合的な因子の中で、最も大きな影響をもつのは「ゼロクリック問題」と言われるもののようです。
検索時に一番上にＡＩが適切なまとめを表示するため、多くの人はそれで満足し、個々のサイトには行かない、というものです。
音楽や画像の生成ＡＩの問題と同様、今後、個人のサイト運営者やブロガーは、ＡＩに無償で元ネタを提供する養分になるということらしいです。
私のサイトは営利目的（広告収益）ではないのでPV数の減少は問題はありませんが、他の優秀なサイトやブログの更新がどんどん止まっていくのは、かなり寂しいです。
私がこのサイトを立ち上げる際（2017年）に数値目標とした或る思想系ブログは、当時月間50～100万PVありましたが、いま調べてみたら、私と同じノービス（1～3万PV）になっており、衝撃的な数字です（投稿は半年くらい前に止まっているようです）。
私は変わらず投稿し続けますが、このままだと、いずれ「もう誰もログインしてない昔のオンラインゲームに人が居た 😱」的な恐怖の存在になってしまうかもしれません。
いつかYouTubeの合成音声解説動画に手を出すかもしれませんが、たぶんその時には今度は解説系動画がオワコンになってしまっていると思われます。
SQUARE ENIX CO., LTD.
そもそも古典というオワコンを愛好している時点で、私にはそういう趣味があるのだと思います。
昔の恋人が「オワコン」という悲しい言葉が嫌いだと言っていました。
それに応答すべく、私はかけはぎ屋のようにオワコンをせっせと修繕し復活（リバイバル）させようと目論んでいます。
頭の中で BUMP の『Ever lasting lie』が流れています♪
おわり