コテンto名著(超かんたん版)

その他

はじめに

時間のない人や長文苦手な人に向けて、古典や名著のエッセンスを短文(100文字程度)でお伝えするおまけのコーナーです。
引用や名言集などではなく、管理人が「こんな風な考えだよ」とまとめたものですので、偉人の言葉とお間違えの無いようご注意ください。
波線の後ろはその元となる思想家、作家名です。
リンク先にだいたいその思想が内容があります。
各思想家のアウトラインを把握するための読書案内としてもご利用ください。
週一回のペースで追加していきます。

 

古代・中世思想

・自分を無知と知る人は一生懸命勉強しようとします。自分は知識があると思う人はあまり勉強しなくなります。自分を無知と知る人は他人の意見を聞こうとします。自分は知識があると思う人は他人の意見を聞きません。真の知者とは自分を無知と知る人のことです。~ソクラテス

・自分と同じ意見を持つ人との対話は、鏡に向かって話す独り言のようなもので何の実りもありません。自分と違う意見の人との対話を通して、それら二つの反対意見を総合するような高次の意見を導き出すことで、真理に一段近付きます。学問はこの繰り返しです。~プラトン

・幅のない線は現実に存在せずそれは面であり、厚みのない面は現実に存在せずそれは立体です。私は現実にありもしない線や面を実在だと思いこみます。現実には存在しないけれど私たちの頭の中に存在するもの、それを「イデア(真実在)」と呼びます。~プラトン

・家も金も若さも健康も地位も名誉も家族も友人も、あらゆる財産はいつか失う、いずれ失う可能性がありなす。けれど心だけは死ぬまで一緒です。だから一番大事なのは心を豊かに強くすることです。そうすればどんな困難が待ち受けようとも恐くありません。~エピクテトス

・自分にコントロール可能なことと不可能なことを明確に区別しない時、人は不幸になります。実現しないものを実現するものだと誤認し、それに期待し努力する者を待つのは絶望のみです。反対に、自分の力の権内に集中し生きる者は、常に確実な結果と満足と幸福が約束されます。~エピクテトス

 

近世・近代思想

・自虐とは、実現できない誰かに対する復讐と攻撃性が自分に向いたものです。誰かに殴られたら殴り返せ、虐められたら虐め返せ、抑圧されたら反抗せよ。そうしなければ心にたまった復讐心は、いずれ自身に向けて発散されることになります。何の罪もない自分を傷付けてはいけません。~ニーチェ

 

現代思想

・誰かのせいにするということは、自分はその誰かの操り人形であると告白する様なものです。自分の責任で引き受ける時、はじめて自分は誰かの奴隷ではなく主人となります。馬鹿なのは親の教育のせい?では君は親の操縦によって作られるただの人形だ。~サルトル

 

日本の思想

・出木杉君は出来すぎるがゆえにロボットみたいでいつも孤独。のび太君は出来ないがゆえに人間らしい愛されキャラで静香ちゃんとも結ばれます。長所と短所(対立物)は同じものの両面であり、それが分かった時、人々の心に争いがなくなり安心がえられます。~鈴木大拙

 

心理学・精神医学

・「口論の末、スーツの白人が労働服の黒人にナイフを突き付けた」という事件の伝聞実験において、大半の人が「黒人がナイフを出した」と反対に捉え伝えました。人間の認知もその表現も自分の内の欲求により歪められたものであり、デマとはその歪みが社会にまで拡大したものです。~オルポート